企業年金・個人年金教育者協会

ご挨拶

2001年に確定拠出年金制度が導入されて以来15年以上が経過しました。

その間、数度の改正が行われ、今日では、すべての日本人が、この制度を利用することが可能になりました。

個人型であるイデコの加入者数は百万人を超え、企業型の確定拠出年金も旧来型の制度に置き換わるような状況になっています。

しかし、一方でこの制度を活用している方はまだまだ少数である状況にあります。その要因としては、確定拠出年金制度が、正しく理解されていないことにあると考えます。

この年金制度が正しく理解されれば、活用する人は自ずと増えるはずです。そのためには、確定拠出年金制度をいかに普及啓蒙するかあります。

ただ、確定出年金制度の教育を担う立場にある人たちのスキルやノウハウが十分足りていないと思われます。また、それを補うために教育者の組織化も出来ていないことが一因になっていると思われます。

そこで企業年金・個人年金に関して教育を行う人たちのネットワークの中心となれるように、当団体を設立しました。

この団体が、今後の日本における確定拠出年金の普及教育活動の一助になればと考えております。当組織は、企業年金や個人年金に関する教育者の方々の交流場となり、教育のためのノウハウや知識、ツールの開発を行い、それらの人たちをサポートしていきたいと考えています。

確定拠出年金制度において、教育を担う立場にある人たちが多く集い日本の確定拠出年金が健全に発達し、日本の年金制度の充実、ひいては我々が豊かで充実した人生を送れる国になることに寄与できる団体を目指していきたいと思います。

今後、どうぞよろしくお願いいたします。